著者
田中 哲朗
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2021論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.138-143, 2021-11-06

R-Rivals はカナイセイジ氏がデザインした 2 人用カードゲームで 2014 年に発売された.R-Rivalsはサイコロのようなランダムな要素を含まない 2 人零和ゲームだが,同時手番ゲームなのでじゃんけんと同様にナッシュ均衡が存在するのは双方のプレイヤが混合戦略を用いたときになる.本研究では,同値な状態は同じであるとみなして,R-rivals のすべての状態を数えた.そして,得られた約 54 万の状態すべてのゲーム値を計算した.その結果,初期状態で出せる 8 枚のカードのうち,道化,姫,将軍を除く 5 枚のカードをある確率で出すのが最適な戦略であること,ポイントが 0-3 から勝てる状態があることなどの性質をみつけることができた.

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土日に参加したゲームプログラミングワークショップ2021で面白かった発表を紹介します。 まずは田中哲朗先生の「R-Rivals のナッシュ均衡戦略」 R-Rivalは有名なゲームではないですが、 同時ゲームのナッシュ均衡を線形計画法で解く実践例として、とても参考になりました。 https://t.co/AqtRhrxu0J

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