著者
山田 康枝
出版者
近畿大学リエゾンセンター
雑誌
近畿大学研究成果シーズ = Seeds Kinki University
巻号頁・発行日
pp.1,

[概要]血管性認知症、アルツハイマー型認知症などは神経細胞が減少し、神経伝達物質も減少している。また、うつ病や統合失調症のような神経疾患は脳内受容体の不全が原因と考えられている。ヒトの記憶や学習に重要な働きを示し、認知症や精神疾患の発症にも関係しているNMDA 型グルタミン酸受容体に対しアンタゴニスト(拮抗作用)を与えることで認知症への効果、アゴニスト(作動作用)を与えることで神経疾患への効果が期待できる。天然に多く存在するジペプチドの中から新たにNMDA 型グルタミン酸受容体に対して生理活性のあるものを見つけ出し、医薬品として、あるいは保健機能性食品として食生活に応用することで、副作用のない穏やかな効果が期待できる。

言及状況

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@kirikomikomi 逆に添加物を加えることで、認知症の発症を抑えられる論文はありますね。 ですから、添加物や農薬が認知症の原因になるという素晴らしい有用なご内容をしかるべき方法で世に広めてくださいといってるのですが、何か? https://t.co/JJWUEl8ApF

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