著者
宮谷 尚実
出版者
国立音楽大学
雑誌
研究紀要 = Kunitachi College of Music journal (ISSN:02885492)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.85-96, 2021-03-31

ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーの著作、特に『言語起源論』で用いられた各種の補助符号を手がかりとして18世紀ドイツ語語圏における句読法の一断面を明らかにする。その際、同時代の言語学者であり近代ドイツ語正書法の整備に貢献したヨハン・クリストフ・アーデルングによる句読法手引に記された符号の種類や使用法を参照することで、当時の句読法をめぐる状況からヘルダーの句読法を読み解いていく。ヘルダーの『言語起源論』には自筆稿や清書稿、初版と第2版という諸段階があり、そのプロセスで変更された符号もある。その後の複数の校訂版において補助符号がどのように変更されたかを比較検討し、さらに日本語訳において句読法をいかに「翻訳」できるのかという問題についても考察する。

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https://t.co/tikpobY1o1 https://t.co/sxyPZYcIRQ 今回いろいろ調べておどろいたことは、ドイツ語には休符のレパートリーとしてのコロン、セミコロンがあったってことで、(とりあえずイェイツのにもヴィクトルユーゴーのにもつかわれてるから、たぶん、ある時期まではどこにもあった、)
カフカはセミコロンをけっこうつかってるんやけど、どういう意味かあんまりわからへんかったんやけど、 https://t.co/tikpobY1o1 これによるとピリオドみたいに文は区切らへん、でもコンマよりもちょっとながい休止、みたいなかんじらしい、

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