著者
真鍋 順子

近年,日本のスタートアップ・ベンチャー企業を取り巻く環境は,ベンチャーキャピタルや大企業,エンジェル投資家等によって,資金だけでなくオフィスや人材,ノウハウ等様々な経営支援が拡充し,エコシステムが整いつつある。一方で,ユニコーン企業の数は,米国や中国等と比べ未だ桁違いに少ない。日本のスタートアップ・ベンチャー企業が,成功するために何が必要なのか。本稿では,広報の観点から考察した。 スタートアップ・ベンチャー企業が成長過程において直面する主な経営課題は,①ヒト+情報,②モノ+情報,③カネ+情報の3 つに大別でき,成功率を上げるには,予めこれらの経営課題を認識し先手を打つ必要がある。その打ち手として,トップや経営陣が広報の重要性を理解し,広報活動を経営戦略と一体化させることが不可欠である。企業ステージに応じたコミュニケーション施策により経営課題の解決に取り組むことこそが広報の役割である。

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スタートアップ・ベンチャー企業を成功に導く広報 戦略 https://t.co/xW01gRS1BI
やっとスタートアップの広報戦略についてのレポート読めた! 私が考えてた&体験したことが言語化されててとにかく納得。 「戦略立案を担うなら、経営の知識は必要」→これはとりあえずOK。 課題は「情報をもとに施策を実行する」所かな。やるしかないか! #広報日記 https://t.co/1r8ml9gWYl
講演内で紹介させていただいた真鍋順子さんの論文「スタートアップ・ベンチャー企業を成功に導く広報戦略」はこちらです。とても勉強になるので、ぜひ読んでみてください。 https://t.co/7zh63lcpRr
「スタートアップとは,短期間で急成長を目指す一時的な組織体を指す。新興企業であっても,短期間での急成長を目指さないのであれば,それはスタートアップではない1) 。」 https://t.co/IBYniHnpu9

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