著者
宮原 均
出版者
中央ロー・ジャーナル編集委員会
雑誌
中央ロー・ジャーナル (ISSN:13496239)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.85-101, 2014-12-20

本稿においては、先例拘束の国とされるアメリカにおいても、先例変更がかなり行なわれている点に着目し、その問題点を検討した。まず、先例変更がもたらすメリット・デメリットを指摘し、次に、先例拘束を根拠づける理論がいかに形成されてきたかに関して歴史的にフォローした。「法宣言説」や「議会沈黙論」に触れた後に、社会等の変化に対応するために先例変更も認められるようになってきたが、先例を信頼した当事者に対する不意打ちを避ける必要があることが強く認識されるようになった。そこで、「区別」等による先例への漸進的浸食の意義と将来効判決の必要性を指摘した。

言及状況

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@HeLiCoPtAr2 @RegulusPatriot コモンローからなる先例主義と先例拘束の限界、社会変化に対する先例変更があると思います しかし、その運用の先にあるのが「信頼」であり、国際法としても相対性を担保してるのも、その「信頼」だと思うんですよ なので「誠実な履行」「誠実な解釈」が求められるのかなと。 https://t.co/3x7igoq1KO

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