著者
西村 卓 Takashi Nishimura
出版者
同志社大學經濟學會
雑誌
經濟學論叢 = Keizaigaku-Ronso (The Doshisha University economic review) (ISSN:03873021)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.170-107, 2014-07-20

本稿では、京都市上京区東魚屋町で豆腐製造と行商を家業とする入山音治郎という人物の書き残した1938年の「家計日誌」をもとに、日中戦争期の「高揚」のなか、京都市中の一家族がどのような生活をおくっていたかを明らかにした。それは、戦争をただの戦史や国家史の流れのなかでのみ捉えるのでなく、「生きる」、「楽しむ」、「交流する」、「支える」という日常の家族と地域コミュニティの側から見据えることでもある。そこにこそ戦争のリアリティが存在することを銘記したい。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 2 posts, 1 favorites)

戦時下、戦間期の庶民史の研究したいけど史料無いだろうな。 戦争と人びとの暮らしを、”下から”研究してみたい。 https://t.co/NxaPNna6cU

収集済み URL リスト