著者
中谷 裕教 山口 陽子 Nakatani hironori Yamaguchi yoko
雑誌
【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
巻号頁・発行日
pp.211-214, 2009-09-03

我々は外界の情報の多くを視覚を通して得ている。しかし視野内の全ての物を処理すると時間がかかり刻一刻変化する環境に対応できない。正確さを欠いたとしても、直感的にかつ瞬時に外界を認識し判断を下すには、何らかの価値観に基づいて処理すべき優先順位を事前に設定し、優先度の高いものを処理すべきである。本研究では、処理の優先順位の定量的評価から各被験者の価値観を推定し、価値観の違いによる脳活動の違いを比較した。