著者
落合 守和
出版者
中京大学
雑誌
中京大学教養教育研究
巻号頁・発行日
vol.16, pp.27-35, 2006

去る2006年2月22日に、首都大学東京都市教養学部人文・社会系教授落合守和先生をお招きし、「東京都立大学から見た統合新大学-首都大学東京、教養教育の現状と課題-」と題してご講演をお願いした。ご講演は午後1時30分から行われ、34名の参加者(教養部教員29名、教養部外5名)が、氏の2時間近くにもおよぶご熱弁に聞き入った。本稿は講演会の司会者として、また聴講者の1人としての参加記である。落合氏のご講演内容は6項目から構成されていたが(資料1)本稿ではそれらを3章に再構成してお伝えすることとしたい。また拙文の理解の助けとすべく、当日にご配布いただいた以外の資料も、必要に応じて引用させていただく。それらの点を、あらかじめお断りさせていただきたい。