著者
酒詰 治男 Haruo Sakazume
出版者
同志社大学歴史資料館
雑誌
同志社大学歴史資料館館報 = Museum Report
巻号頁・発行日
no.19, pp.34-43, 2016-10-31

貝塚研究に専念した考古学者酒詰仲男は、英語・英文学を専攻する学生時代を経て英語教員となったが、マルクス主義シンパの嫌疑で教壇から拘引、逮捕された。失職の末、考古学者としての再出発を余儀なくされたのだが、そのおりにも、学生時代同様、同人誌の刊行を独自の研究手法の拠点とした。