- 著者
-
加藤 勇夫
越島 一郎
- 出版者
- 一般社団法人 国際P2M学会
- 雑誌
- 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2018 秋季 (ISSN:24320382)
- 巻号頁・発行日
- pp.65-84, 2018 (Released:2018-10-16)
- 参考文献数
- 34
日本社会が現在の生活の質を維持し、今後、深刻化する少子高齢化社会に対応するためには、既存社会システムの破壊と再生(革新)による労働生産性の向上と、この革新を支えるイノベーターの育成が急務である。また、イノベーターの育成には、プログラムを機敏にマネジメント(機敏に意思決定)するための基盤となるマネジメント方法論として、リーン&アジャイルプログラムマネジメントの開発と実施が必要であると考えている。本稿では、このリーン&アジャイルプログラムマネジメントを実現するために、これまでのイノベーションプロセスを再考し、イノベーターが革新を完遂するためのマネジメントフレームワークを提案する。