著者
片瀬 拓弥
出版者
清泉女学院短期大学
雑誌
清泉女学院短期大学研究紀要 = Bulletin of Seisen jogakuin Junior College (ISSN:02896761)
巻号頁・発行日
no.35, pp.12-21, 2017-03-20

本研究は、オンラインビデオ教材と協同学習を組み合わせた反転授業を行い、事後テストの9週間後の記憶保持と感想文内容との関連性をテキストマイニングにより分析し、どのような記述内容が、9週間後の記憶保持に影響するのか検討した。その結果、9週間後の記憶保持の上位群は、下位群よりも予習行動に関する記述が有意に多かった。一方、9週間後の記憶保持の下位群は、上位群よりも協力行動に関する記述が有意に多かった。