著者
岡崎 晃一
出版者
神戸親和女子大学文学部総合文化学科
雑誌
神戸親和女子大学言語文化研究 (ISSN:18819613)
巻号頁・発行日
no.2, pp.1-9, 2008-03

西洋の句読法(パンクチュエーション)のセミコロン(;)に当たる区切り符号として,白ゴマ点(、)が明治期の諸作家で試用されたが,巌谷小波と幸田露伴とが用いた白ゴマ点は大休止符に相当するものである。