著者
神戸 和昭
出版者
千葉大学文学部日本文化学会
雑誌
語文論叢 = The Japanese Language and Literature Review (ISSN:03857980)
巻号頁・発行日
no.29, pp.<1>-<52>, 2014-07-10

人称代名詞オレは、歴史的には対称にも用いられ、上代から中世にかけて用例を見るが、本稿では、院政・鎌倉期に現れ、以後現代にまで連綿としてつながる「自称のオレ」を問題にする。自称オレを細かく見れば、語史的になお不明の点が多い。特に今回は、江戸東京語における自称オレの女性忌避の要因を探ることに主眼を置く。なお、調査資料の各使用テキストについては、稿末に一括して掲げる。引用に際しては、適宜、論旨に支障のない範囲で表記を改めたり、[ ] (亀甲括弧) 内に引用者による補注を施したりした場合がある。
著者
神戸 和昭
出版者
千葉大学文学部日本文化学会
雑誌
語文論叢 = The Japanese Language and Literature Review (ISSN:03857980)
巻号頁・発行日
no.29, pp.<1>-<52>, 2014-07-10

人称代名詞オレは、歴史的には対称にも用いられ、上代から中世にかけて用例を見るが、本稿では、院政・鎌倉期に現れ、以後現代にまで連綿としてつながる「自称のオレ」を問題にする。自称オレを細かく見れば、語史的になお不明の点が多い。特に今回は、江戸東京語における自称オレの女性忌避の要因を探ることに主眼を置く。なお、調査資料の各使用テキストについては、稿末に一括して掲げる。引用に際しては、適宜、論旨に支障のない範囲で表記を改めたり、[ ] (亀甲括弧) 内に引用者による補注を施したりした場合がある。