著者
寺師 純 西村 直己 植村 尚喜 松川 義明 三谷 康範
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.333-334, 2016-09-21 (Released:2018-02-16)

再生可能エネルギー導入量が急激に増加してきた近年、電力会社によっては太陽光発電が全発電量のおよそ4割を占める場合も発生している。天候依存のため将来的に電力系統の信頼性の低下につながっていくことが心配されている。そこで本研究は電力系統の位相差情報を用いて時々刻々と変化する電力系統をリアルタイムで監視し、状態を的確に把握することで電力系統の経済性、信頼性に貢献することを最終的な目的としている。具体的には位相差と電力の広域動揺成分に着目し、系統全体の慣性、同期化力を把握することで太陽光発電の稼動量の定量的評価方法を提案し、リアルタイムでの監視・制御技術に寄与することを目的としている。
著者
続 裕樹 西村 勇也
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.176-177, 2016-09-21 (Released:2018-02-16)

バイオリン製作は,今日まで様々な技法・流派によって製作・調整がなされてきた.製作の大半は職人の試行錯誤や経験的な勘に頼って行われているのが現状であり,製作指導書や文献は極めて少なく,その多くは音響工学的に正しいか否かの判断が付かないことが多い.そこで本研究では,ヴァイオリン製作・調整に対して音響工学的観点からの技術継承支援を行うことを目的とする。具体的な手法として、バイオリン職人に協力頂き、駒及び魂柱の調整のみを実施し、調整前後の空間放射特性の変化について講演する。
著者
中村 みなみ 乙武 北斗 吉村 賢治
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.290, 2016-09-21 (Released:2018-02-16)

観光客が興味をもつ観光ルートを作るためには、巡る観光地に何らかのストーリー性があることが望ましい。本稿では、観光地の案内文を使ってストーリー性がある観光ルートを作成するために必要な観光地のグルーピング手法について提案する。文書のグルーピング手法としてはTF/IDFを使って文書をベクトル化したうえで、類似度を計算する手法がある。しかしながら、TF/IDFに基づくベクトル空間では軸の直交性が保証できないため、グルーピングの精度が低下する原因となる。本稿では、Word2Vecに基づく単語の分散表現を利用してこの問題を改善する手法を提案する。