1 0 0 0 OA Atlas of women

著者
C. Koike 藤田 恒太郎 Y. Nakao
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
The Japanese Journal of Ergonomics (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.15-29_1, 1966-12-25 (Released:2010-03-11)
被引用文献数
1

The anthropometric body measurements of 305 young female students were performed to obtain practical data of various body levels, width, thickness or circumferences, for apparel design. Correlationship between the obtained values and the body weight, body height, bust or waist was analysed and a tentitave classifications of somatotypes for apparel design was proposed by making use of the variance of the regression line for the body height and bust values of the subjects. Variation of bust values by respiration as well as the importance of under-wears were also discussed. The waist values were presumed to be as important as bust values. 14 typical body figures for the tentative somatotypes by means of the silhouettes were mentioned in Fig. 12. 1-12. 14.
著者
Tetsuya FUJITA Yoshio NAKASHIMA Mamoru TAKAMATSU
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
The Japanese Journal of Ergonomics (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.132-137, 2007-06-15 (Released:2010-03-15)
参考文献数
10

近年, 情報表示装置として液晶ディスプレイ (LCD) が普及し広く用いられているが, 高齢社会の到来を迎え, 視覚バリアフリーを目指した配色・画面設計の必要性が高まっている. 本研究では白内障視環境下における色覚特性を求めるために, 色覚閾値法 (低輝度領域) および明るさマッチング法 (中輝度領域) を用いて, 呈示した刺激光に対する被験者応答を, 白内障再現ゴーグルを装着した場合とそうでない場合について測定した.実験の結果, LCDにおける青色 (HSV色相240°) を中心とする色相領域は通常時でも視認性が比較的低く, 白内障視環境下ではさらに視認性の低下が見られた. この傾向は中輝度領域でより顕著であった. 換言すると, 比感度はHSV色相210°~270°の領域で低下するが, 青色光のCIE輝度を上方補正すること, もしくは, 青色光に対し赤色光または緑色光成分が等分以上含まれるHSV位相領域を使用することによって感度が改善されることが定量的に明らかになった.
著者
Masumi TAKEDA Yoko WATANABE Ryoko TAKAHASHI Masaki TAUCHI
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
The Japanese Journal of Ergonomics (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.190-199, 2006-06-15 (Released:2010-03-15)
参考文献数
21
被引用文献数
1 8

本研究では近年規格化された視覚障害者用線状ブロックの方向指示機能を視覚障害者の協力を得て評価した. 歩行路 (幅3m×長さ10m) を設け, 手前に線状ブロックを一列 (奥行き30cm), 突起方向を進行方向に対し平行に向ける平行配置, あるいは垂直に向ける垂直配置で設置した. 方向検出方法は両足を交互に上下させる‘ステップ’と足を滑らせる‘スライド’の2種とした. 評価は歩行路中心からの歩行軌跡の左右への偏軌量及び方向定位時の確信の度合いをみることで行った. 歩行前半部の軌跡の偏軌量は全ての地点 (1~5m) で垂直配置/ステップが最も小さく, 平行配置/スライド, 平行配置/ステップの順で続いた. 一方, 方向定位時の確信度は, 平行配置/スライドが最も高く, 平行配置/ステップ, 垂直配置/ステップの順で続いた. この結果から, 検出方法に関わらず線状ブロックは平行配置より垂直配置の方が高い方向指示機能を示すことが分かった. 偏軌量と確信の度合いの間に見られた差異は, 視覚障害者の日常生活におけるブロックの利用法と関連するものと推測された.