著者
山川 宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

記号接地問題の解決には記号で指示しうる概念を外界入力から生成する必要があるが,そのために人間の脳の神経機構と比較は実り多いだろう.そうした概念は状態空間中で静的で特定化しうる状態クラスタである.その生成を促進する表現の候補は、非線形変換により低次元に拘束する表現とスパース表現である.人間の新皮質感覚領野に存在するハイパーカラムが,その内部に競合的な神経回路を持つのでスパース表現に対応付く.

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