著者
井上 岳彦
出版者
北海道大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は、ロシア帝国の仏教外交がチベット仏教の枠を超えて南アジア・東南アジアの仏教圏にまで展開し、そこにロシア帝国内のチベット仏教徒が深く関与し、現地の民族知識人とのあいだに相互作用が生じる過程を、歴史学的に解明するものである。とくに、19世紀末から20世紀初めにおけるロシア東洋学者とロシア国内の仏教徒の動向について、ロシアの未公刊史料の収集・分析によって読み解き、南アジア・東南アジアの仏教徒社会への関与のありようを検証した。

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 1 favorites)

KAKEN — 研究課題をさがす | ロシア帝国内のチベット仏教徒と南・東南アジアの民族知識人に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-16K20880) https://t.co/FVQxLJldhi
@marukwamy そういえばこのようなプロジェクトも始まっているようですね。 https://t.co/3CM0lW8XDg

収集済み URL リスト