著者
空井 護
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

比較政治学では,デモクラシーを政治体制の型と理解するのが一般的である。本研究はそうした比較政治学分野の理論的研究として,デモクラシーの下位型である現代デモクラシーの正統性の強化を目的とした。本研究では,現代デモクラシーが選挙を中心にして構成される,論理的一貫性を備えた政治体制型であることを確認するとともに,同じくデモクラシーの下位型としてレファレンダムを中心に構成される古典デモクラシーにデフォルト・ステイタスを認め,現代デモクラシーをそれよりも劣位に置く常識的な理解は,現代の政治の基本構造を踏まえれば成り立たないことを論証した。

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