著者
濱野 悠也
出版者
京都府警察本部科学捜査研究所
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2019

本研究では体液種識別の指標としてDNAのメチル化を検出することで、従来の手法では検査不可能な場合に代替方法として用いることができる手法を開発することを目的とした。DACT1領域に対してメチル化感受性高精度融解分析を行ったところ、精液由来DNAの融解温度はおおむね74.5度であるのに対して、血液・唾液DNAはおおむね77.6度となり、その差は3度近くになることが分かった。精液と血液あるいは精液と唾液の混合体液のDNAについて同様の操作をしたところ、その混合割合に応じた同様の二峰性の融解温度が得られた。

言及状況

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@AkiraMIYANAGA 真実は分からんが、他に満足に証拠がなかったら厳しいかも 深夜0時過ぎの赤羽なら、日曜でも周りに人もいるだろう。トイレに無抵抗で引っ張って行かれるくらい酔ってたなら記憶も曖昧かと・・・ "体液の種類を区別できたかどうか" によって解釈も変わりうる https://t.co/F02k9rjnH0

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