著者
山中 明
出版者
山口大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

チョウ成虫の翅や脚に存在する毛状鱗粉が季節的な可塑性を示すかどうかを検討するため、毛状鱗粉に及ぼす幼虫および蛹期の日長と温度の影響を調べた。短日成虫の翅あるいは脚の毛状鱗粉の本数は、長日成虫のものより非常に多かった。一方、低温条件下に曝された成虫の毛状鱗粉の平均長は、高温条件下のものより長かった。翅や脚の毛状鱗粉形成に関与するホルモン(おそらく夏型ホルモン:SMPH)が蛹の脳内に存在するかを検討するため、3種のチョウの短日蛹に投与した。いずれの種においても翅や脚の毛状鱗粉数の減少が認められた。これら結果は、夏型ホルモンが毛状鱗粉形成に関与することを示唆するものである。

言及状況

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春先に羽化した個体がその後の寒さをどう乗り切るのか気になって調べてみたら、低温下で飼育した個体は毛状鱗粉というものが増えたり長くなったりするとのこと。 KAKEN — 研究課題をさがす | 2016 年度 研究成果報告書 (KAKENHI-PROJECT-26450469) https://t.co/S9AE6YYNjB

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