著者
朝長 啓造
出版者
大阪大学
雑誌
戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 さきがけ
巻号頁・発行日
2006

ウイルスの目的は、自らの遺伝情報(ゲノム)である核酸を細胞内で効率よく保存していくことにあります。本研究は、RNAをゲノムにもつボルナウイルス(BVD)のユニークなゲノム保存のメカニズムを利用することにより、これまで困難であったRNA分子を細胞内で長期間、安定に発現させる技術の開発を目指します。BVDの特性を基にした新しい機能性RNA分子の発見など、RNA(リボ)ウイルスを用いた創薬が目標です。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 7 favorites)

@Trilliana_z この発見から始まった研究「リボウイルス創薬:ウイルスに学ぶ RNA 分子の可能性とその応用」の最終報告によると、「BDV(ボルナ病ウィルス) を利用して安全性が高く、効率的で持続性の発現が可能な新規 RNA ウイルスベクターの基本技術の確立に成功した」そうです。https://t.co/Gq94adOnDx

収集済み URL リスト