著者
大蔵 親志
出版者
大東文化大学別科日本語研修課程
雑誌
別科論集
巻号頁・発行日
no.1, pp.59-74, 1999-03

フランス日本研究の先覚者レオン・ド・ロニーと明治の遣欧使節のメンバーであった若き日の福沢諭吉や福地桜痴などとの交流を論じたものである。
著者
大蔵 親志 オオクラ チカシ Okura Chikashi
出版者
大東文化大学別科日本語研修課程
雑誌
別科論集
巻号頁・発行日
no.1, pp.59-74, 1999-03

フランス日本研究の先覚者レオン・ド・ロニーと明治の遣欧使節のメンバーであった若き日の福沢諭吉や福地桜痴などとの交流を論じたものである。
著者
田中 寛
出版者
大東文化大学別科日本語研修課程
雑誌
別科論集
巻号頁・発行日
no.4, pp.31-66, 2002-03

目的節「ために」、「ように」はこれまで、意志動詞の介在を主要な論点として、その使い分け、特徴が論じられてきたが、そのほかにも「意味の整合性」においても特徴が見出される。本稿では従来あまり議論されなかった「ためには」「ためにも」などの用法も視野におきながら、目的節と主節の意味的な交渉について考察するものである。その結果、「ために」と「ように」の重なる用法や、「ためには」・「ためにも」のように、「は」、「も」を付加することによって、条件的な意味が含意され、"中和化"が進んで「ように」節との重なりが見られることを確認した。また、「ように」節は「ようにする」、「ようになる」と連鎖関係にあり、結果を見越した目的を設定してそれに近づく努力をあらわすのに対し、「ために」には初期の目的そのものを設定する意図が内包されていることを検証した。また、複合形「-ようにするために」などの用法についてもふれた。