著者
松本 則行
出版者
新潟県森林研究所
巻号頁・発行日
no.47, pp.17-22, 2006 (Released:2011-03-05)

新潟県下越地方では、スギヒラタケの例年の発生時期は、9月下旬から10月中旬であるが、最近約20年の間に2回の9月上旬発生があった。また、発生の始まる時期は、早い年と遅い年で約1ヶ月の差がある。1996年、1998年、2004年は豊作年であった。新潟県では、脳症が問題になった2004年に、台風による大きな農林水産業被害を受けており、塩害も発生していた。
著者
倉島 郁 阿部 一好 伊藤 幸介
出版者
新潟県森林研究所
雑誌
新潟県森林研究所研究報告 = Bulletin of Niigata Prefectural Forest Research Institute (ISSN:13438999)
巻号頁・発行日
no.59, pp.31-36, 2019-03

広葉樹20樹種のオガ粉を用いてナメコ菌床栽培試験を行い単独で使用した場合の栽培適性を明らかにした。収量の多少により4グループに分類した。ハクウンボク,アオダモ,キハダ,ブナ,カラスザンショウ,アカイタヤで収量が最も多く,次いでミズキ,オニグルミ,クヌギのグループで収量が多かった。最も収量が少なかったのは,ケヤキ,クリのグループだった。栽培日数の長短により4グループに分類した。最下位グループのクリ,ケヤキで栽培日数が長く栽培に不適だった。