著者
上小鶴 孝二 福永 健 松本 誉之
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.2016-2021, 2011-12-25

要旨 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis ; UC)の治療は免疫統御療法や抗TNF-α療法の保険適用など大きな飛躍を遂げた.白血球系細胞除去療法(cytapheresis ; CAP)も,2010年には,UCに対して,週における治療スケジュールの回数制限がなくなり,CAPのintensive therapyが可能となった.当院の検討でも,GMA,LCAPとも副作用なく,週1回法と同程度の割合の寛解導入がより速やかに可能であった.CAPのintensive療法は安全に効果を出すことが可能であるので,適用症例には積極的に行うべきと考える.

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CAPについて RF>難治性潰瘍性大腸炎と白血球除去療法―intensive therapyを中心に (胃と腸 46巻13号) | 医書.jp https://t.co/boZ0DJeAAa

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