著者
大鳥 精司
出版者
医学書院
雑誌
臨床整形外科 (ISSN:05570433)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.485-488, 2019-05-25

先進国を中心とする国際機構,経済協力開発機構(OECD)の2015年のデータをみると,医師に占める女性の割合は,日本は20.4%で,加盟国で最低だった.つまり,日本は先進国で最低ということで,加盟国平均のおよそ半分だった.女性医師の割合は若いほど高く,2012年度の調査委においては,50歳以上では約10%であるが,29歳以下,30〜39歳ではそれぞれ35.5%,30.1%となっている.平成24年診療科別医師男女比では皮膚科や小児科,産婦人科といった診療科では女性医師の占める割合は高いが,外科や脳神経外科などの診療科では,非常に低い.深刻なのはわが整形外科で4.4%であり,診療科最低となっている(図1).千葉大学整形外科も開講から65年の歴史を有するが,初めて女性医師が入局したのは平成元年であり,それ以降も各学年に1名の入局にとどまっているのが現状である(図2).したがって,私が得られているのは非常に数少ないデータであるが,個人的に考察してみたい.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 1 favorites)

平成24年の統計で麻酔科は皮膚科、眼科について女性の占める割合が高い。今なら一位かもしれない。 » 女性医師を多く抱える医局の働きかた・意識改革 (臨床整形外科 54巻5号) | 医書.jp https://t.co/EXgYRvfH0D

収集済み URL リスト