著者
三ツ橋 雄之
出版者
医学書院
雑誌
臨床検査 (ISSN:04851420)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.1246-1247, 2013-10-30

1.大型血小板とは 大型血小板とは正常な血小板よりも大きい血小板であり,正常の血小板が直径2~3μm程度に観察されるのに対して,4μm以上を呈するものである.塗抹標本上では赤血球との比較で大きさを評価し,赤血球の直径の約半分に相当する4μmから赤血球大(約8μm)までのものを大血小板,赤血球サイズを超えるものを巨大血小板(giant platelet)と呼ぶことが多い. 大血小板や巨大血小板はいくつかの先天性の疾患や後天性の病態で出現することがあり,診断の端緒となることがあるが,健常人でも少数の大血小板や巨大血小板がみられることがあるため,血小板減少の有無,血小板形態の変化,出血などの臨床症状や他の検査値異常の有無などの所見を合わせた総合的な評価が必要である.

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@akarin_neon いやぁマクロファージさんの鉈とか衣装の出来が良すぎでした。 ちな、大型血小板についてはこちらの記事を。 https://t.co/N9vB5mKgQd
#大型 #血小板 があることがわかった 夏コミ開催週の朝。これで問題ないな。 https://t.co/N9vB5mKgQd

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