著者
瀬尾 由広
出版者
医学書院
雑誌
検査と技術 (ISSN:03012611)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.772-779, 2018-07-01

Point ●中心静脈圧(CVP)の上昇によって生じる腎うっ血は,心拍出量に比べて腎機能低下と関連している. ●腎うっ血によって生じる腎髄質浮腫から腎髄質圧が上昇し,尿細管障害や虚血によって腎機能が悪化する. ●腎髄質近傍を走行する腎葉間静脈ドプラ波形は腎髄質圧を間接的に推定できる. ●腎葉間静脈ドプラ波形の非連続性パターンは心不全の予後不良と関係している.

言及状況

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@Anesth_Earth 気管挿管してPEEPがかかり、麻酔薬≒血管拡張薬も投与されている状況ですしCVPは確かに評価に適さない気がしますね。物理的な腹腔内圧は上昇しているのなら腎ドプラエコーなどでは開腹と違いがあるかもしれませんが、実用性に乏しそうですね笑 https://t.co/enerPODpLz

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