著者
伊藤 良介 大川 嗣雄 安藤 徳彦
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.115-120, 1984-02-10

はじめに 脳血管障害や脊髄疾患等の痙性麻痺による筋緊張の亢進が全身的に著明な場合は,筋弛緩剤が適応となる.いわゆる末梢性筋弛緩剤には,神経筋接合部に作用して中枢からの刺激伝達を遮断するもの(Tubocurarine,Succinylcholineなど)と,骨格筋自体に作用するもの(Dantrolene Sodium)があるが,このうちリハビリテーションの分野で臨床的に使用されているのはDantrolene Sodiumである.ここでは,我々のこれまでの経験に基づいて,痙性麻痺に対する薬物療法の意義とDantroleneの実際の使用法について触れてみたい.

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痙性麻痺の薬物療法:末梢性筋弛緩剤 (総合リハビリテーション 12巻2号) | 医書.jp https://t.co/8kmYjaHLSX おはようございます。 朝から何読んでるのやらw

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