著者
高橋 政子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.574-578, 1987-06-01

はじめに 日本赤十字社(以下,日赤社と略す)で養成された救護看護婦といえば,戦前は一貫して有事に際しての応召が義務づけられていた.それは日赤社の看護婦養成の最初の目的が,日常生活の中での病人看護というのではなくて,戦時救護にあったからである注1). そして,このことと関連して給費制度も確立していた訳で,これは他の私的養成機関が給費によって卒業後に義務勤務を課して,労働力を確保しようとしたこととは,違った次元でとらえられねばならない.看護婦といえども,国策の一端を担わされ,お国のためには個人の生活を犠牲にすることが美徳として考えられた時代である.

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朝鮮戦争の時に確かあったよなあと思ったら、やっぱりあったよ。 看護学雑誌 51巻6号 (1987年6月) 特別論稿 戦後に生きていた赤紙召集—朝鮮戦争に召集された日赤看護婦 https://t.co/VpUTbLvN0l https://t.co/Cii7gI8Fl4
日赤は朝鮮戦争にも 看護要員派遣していたのか。https://t.co/SqftYTLFLP  著者が高橋政子で二度びっくり。

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