- 著者
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橋本 拓哉
酒井 望
- 出版者
- 金原出版
- 巻号頁・発行日
- pp.279, 2019-03-15
肝切除は大腸癌肝転移に対して根治的治療法とされ,一般的には個数制限はないとされる。両葉多発肝転移の場合は,major hgepatectomyを含む大量肝切除後の肝不全のリスクが問題であるが,術前門脈枝塞栓術や二期的切除などを含めた工夫が考案され,より積極的な肝切除へと適応が広がっている。しかしながら,転移個数が多く大量肝切除を要する症例での術後再発率は高く,再発後の治療も踏まえた治療方針が必要となる。