著者
二宮 嘉行 栁原 宏和 吉本 敦
出版者
FORMATH研究学会
雑誌
FORMATH (ISSN:21885729)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.43-56, 2007 (Released:2020-06-05)
参考文献数
15

林分内の間伐効果・競合効果・成長パターンの異質性などを検知する問題では, 非正則モデルに基づく分析が必要となるが, それらの分析手法には通常の統計理論を適用することはできない. 状況や検証したい仮説により使用する非正則モデルは異なり, 今までの非正則モデルに基づく分析では, それらのモデルごとに性質が議論されてきた. しかしながら, 近年それらを統一的に扱う理論が発展されつつある. 本論文では, 非正則モデルの主である局所錘モデルにおける検定問題に注目し,通常の検定とどう異なるかを説明し, 林分成長分析におけるその必要性について検討する.

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フィッシャー情報行列の事とします。 フィッシャー情報行列は必ずしも正則ではありません。 非正則モデル?といって今の流行?のようです。 下記URLのpdfを参照して下さい。 https://www.ism.ac.jp/~fukumizu/papers/fuku_kuriki_jnns03.pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/formath/ ...

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