著者
友田 昌宏 安本 篤史 桑谷 立
出版者
日本情報地質学会
雑誌
情報地質 (ISSN:0388502X)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.47-52, 2020-06-25 (Released:2020-06-25)
参考文献数
16

電子線マイクロアナライザー(electron probe microanalyzer; EPMA)は,岩石中の鉱物の化学組成の空間分布を定量的に明らかにすることが可能であり,岩石形成プロセスの解明のために大きな威力を発揮する分析装置である.一方,岩石中に多数存在する鉱物種の空間分布を正確に把握し,点分析すべき箇所を適切に決定することは,岩石学の深い知識と経験が必要となり,一般的に容易ではない.本研究では,代表的なクラスター解析手法であるK平均法を基にして,面分析結果から,鉱物の空間分布および各鉱物種の代表組成となりうる座標の候補を出力するプログラムを開発した.

言及状況

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プログラムがご入用の方は開発者である私か、情報地質学会にご連絡ください https://t.co/oEh6pP8VZ7
電子線マイクロアナライザーによる点分析箇所を選定するためのpythonプログラム」 A Python Program for Selecting Locations of Spot Analysis with Electron Probe Microanalyzer https://t.co/hOi7pKfmwu

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