著者
橋田 克己
出版者
公益財団法人 国際交通安全学会
雑誌
IATSS Review(国際交通安全学会誌) (ISSN:03861104)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.53-62, 2019-06-30 (Released:2019-07-10)

本田技研工業(株)の創業者である本田宗一郎氏の「レースは走る実験室」「レースをやらなければ日本の車は良くならない…」という熱い想いから鈴鹿サーキットは誕生した。サーキットでは、車やバイクの限界性能まで突き詰めることでしか得られない『技術』が生まれる。しかし、テストを行うのはいつの時代も生身の人間であり、限界を超えてしまったときに、その被害を最小限に食い止めることは常に最重要課題であり続けている。そして、そこで培われた技術が市販車にフィードバックされることで、乗員の安全性を高めていく。本紹介では、「走る実験室」という使命のもと、たゆまず施設の安全性を高めてきた鈴鹿サーキットの安全対策について、その一部を紹介する。

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詳しくは https://t.co/8Ae2jR7J3M ポイントは『頭部・顔面・頸部・頸椎』の部位というところ。 やはりネックエアバッグの重要性を証明するデータでないかと思います。 今のレーシングスーツにhit-Airのベスト式を組み合わせてもいいと思います。 もしスーツを買い替える予定があるのであれば 続く
@takiko_r @matthew_r8cing たきこさんも書かれているウレタンの可燃性の高さも問題で4輪では使われないようですね。 鈴鹿の安全対策について書かれている論文?には逆に跳ね返りを避けるためにF1ではウレタンバリアは撤去すると可燃性のことと共に書かれてます。(5ページ目) https://t.co/WrgRfffGsQ
https://t.co/TQBOViWpnh 鈴鹿サーキットの医療設備すごい充実してるな。高規格救急車2台は消防のかな? 普通救急車がいわゆる2B救急車で鈴鹿が保有している救急車か? メディカルスタッフ35名とすごい規模だ https://t.co/iERA1KOicc
比較的新しい鈴鹿の文献を拝見しました https://t.co/2w4aD729Hi

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