著者
梶 光雄
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会誌 (ISSN:02859831)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.365-369, 2004 (Released:2006-02-28)
参考文献数
2

南極観測が始まってから足掛け50年が経つためか,第45次観測隊では,NHKや新聞社が特派員を参加させ,衛星回線を使用した,これまでにない濃密な南極情報を伝えている.南極とお茶の間の距離が,著者が南氷洋の船上から無線写真電送を行ったころには想像もできなかった,「ついお隣」の時代になってきた.昔のことは忘れ去られるべきかもしれないが,著者の家内が,「寡婦になっては困る」から南極へ行くような人との結婚は諦めなさいと言われた程,辺境の地と思われていた南極圏から,新聞社が計画し,無線で写真を送ったその経緯をここに記録に残しておきたいと思う.

言及状況

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[短波での画像伝送に興味がある人向け]昔、朝日新聞が短波FAXにて南極→日本間の写真電送を試みた、と言う実験記録 J-STAGE Articles - 50年前の南極圏からの写真電送 https://t.co/2FULTeVMVn
J-STAGEでインドの寡婦殉死(サティ)について調べていたら、なぜかこんな文献が見つかった>梶 光雄「50年前の南極圏からの写真電送」画像電子学会誌 2004 年 33 巻 3 号 p. 365-369 https://t.co/ZQ4w3wwXVk https://t.co/vZcISq0AqR

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