著者
松田 安弘
出版者
日本看護教育学学会
雑誌
看護教育学研究 (ISSN:09176314)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.1-5, 2016-03-31 (Released:2016-08-01)
参考文献数
17

病院で働く看護職者は、多くの場合、チームで看護を提供している。看護系大学の急増、社会人入試制度の導入、男性看護師の増加、外国人看護師の受け入れ等、わが国の看護職の社会は年々変化し、看護チームは様々な背景を持つ看護職者によって構成されるようになった。このような変化に伴い、同一の背景を持つ多数者と、多数者とは異なる背景を持つ少数者が協働して質の高い看護を提供することが求められる。そのためには、まず、多数者、少数者の両者が相互に理解し合う必要がある。そこで、本稿は、少数者の経験の理解に資する研究成果を紹介し、看護職者として豊かに職業活動を展開していくための示唆を提示する。

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→松田安弘,看護における少数者としての職業経験 ―個性輝く職業活動の展開に向けて―,看護教育学研究 Vol. 25 (2016) No. 1 p. 1-5  https://t.co/eJcgAbKuOQ

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