著者
島岡 隆行 中山 裕文
出版者
国際ジオシンセティックス学会 日本支部
雑誌
ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.1-10, 2014 (Released:2015-04-27)
参考文献数
13

廃棄物埋立地の遮水工に遮水シートが用いられてから約40年が経過し,今では最も一般的で,多くの実績を有する遮水材料となっている.その間,遮水シートの材料特性に関する知見に比べて,廃棄物埋立地への遮水材料としての適用に関する知見は不足していた.本報では,実埋立地の遮水シートを対象とした劣化の実態と耐久性の予測手法の提案を始め,リモートセンシング技術を活用した精度高い遮水シート敷設時の接合検査法の開発や広範囲にわたる迅速な遮水工の管理手法を紹介している.また,廃棄物処分場が抱える問題と解決のための遮水シートに係る研究課題について述べている.

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@suwa_gomi_iken 既に廃棄物で覆われている遮水シートや底盤に施工されている遮水シートの耐久性調査はなされておらず,知見も見当らないのが現状である.廃棄物や浸出水に接触している遮水シートの生物化学的な作用による遮水シートの性状変化の実態調査が急がれる.(略)   https://t.co/4WBYiPjVz4
@suwa_gomi_iken @keitarou1212 既に廃棄物で覆われている遮水シートや底盤に施工されている遮水シートの耐久性調査はなされておらず,知見も見当らないのが現状である.廃棄物や浸出水に接触している遮水シートの生物化学的な作用による遮水シートの性状変化の実態調査が急がれる.(略)   https://t.co/qp0ZVvASH1

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