著者
高木 康志
出版者
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.24, no.11, pp.745-750, 2015 (Released:2015-11-25)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

前頭開頭によるinterhemispheric approachは, 前交通動脈瘤に対しpterional approachを多用する施設においても, 同疾患のみならず前頭蓋底やトルコ鞍近傍の病変に対しても用いられ, 脳神経外科にとって非常に重要なアプローチの一つである. 脳神経外科専門医が必ず身につけていなくてはいけない手技の一つである. 本稿では, interhemispheric approachの歴史を振り返るとともにその基本的な手技について解説する. Interhemispheric approachにおいては, 手術の各ステップにおけるピットフォールを正しく理解, 認識し確実に手術を行うことが重要である.

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