著者
小林 裕之
出版者
森林計画学会
雑誌
森林計画学会誌 (ISSN:09172017)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.69-79, 2020-05-19 (Released:2020-08-08)
参考文献数
11
被引用文献数
3

小林裕之:撮影高度とDTMの違いがUAV­SfMによる森林計測に及ぼす影響,森林計画誌53:69~79,2020 UAV­SfMによる森林計測法の確立を目指し,3種類の撮影高度(80,100,120m)と3種類のDTM(0.5,5,10m メッシュ)を組み合わせて,一般向けのUAVによりスギ林の空撮を行った。SfMおよびGISソフトウェアにより樹頂点を決め,樹高,樹冠面積を計測し,胸高直径および材積を推定した。計測精度が最も高かったのは,撮影高度100mと0.5m メッシュDTMの組み合わせであり,立木本数は86本(地上調査は92本),平均樹高は25.29m(同24.81m),プロット材積は104.5m3(同107.6m3)であった。

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撮影高度とDTMの違いがUAV­-SfMによる森林計測に及ぼす影響 https://t.co/3FWsGUgbBG 密度が濃くこの分野に興味があれば一読すべき内容。 残念なのはフライトソフトにGSproを使っているようなこと。飛行高度の考察はLitchあたりを使ったデータでやってほしかった。
撮影高度とDTMの違いがUAV­-SfMによる森林計測に及ぼす影響 https://t.co/rxFZmLtS6w

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