著者
井上 学 坂本 泰隆 竹内 美江 永井 敏和 西村 泰典 柳澤 紀夫
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.323-328, 2014 (Released:2015-04-28)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

ハチクマの巣への搬入餌動物を常時観察するために,前年に繁殖が確認されたハチクマ1つがいの巣の直上にCCDカメラを設置した.搬入餌動物の変化を見ると,求愛期から抱卵期には,餌を巣にほとんど搬入しないこと,育雛期のハチクマの主要な搬入餌動物はハチ類とカエル類であることがわかった.育雛期に主に搬入するハチ類について,雄はスズメバチ属が多かったが,雌はクロスズメバチ属が多かった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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ハチクマがハチの巣をくわえて飛んでいるのは、まあ繁殖で巣にお持ち帰りですかねえ。「愛知県西三河地域で繁殖したハチクマが巣に搬入した餌動物-CCDカメラによる季節変化の記録-」にも、雛が小さい頃はハチの巣とカエルを~と書いてあるし。 https://t.co/6M7U2WuY9p

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