著者
田野中 恭子
出版者
一般社団法人 日本公衆衛生看護学会
雑誌
日本公衆衛生看護学会誌 (ISSN:21877122)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.23-32, 2019 (Released:2019-04-26)
参考文献数
34

目的:精神疾患の親をもつ子どもの困難を示し年代別の特徴を明らかにする.方法:子どもの頃に精神疾患を患う親がいた10名の成人に対し半構造化面接を実施し,質的記述的研究によりカテゴリーを抽出した.結果:子どもの困難は全年代を通して【わけのわからぬまま親の症状をみるしかない生活】や【親の言動に振り回される精神的不安定さ】,【心許せる友達や安心できる場所のない苦しさ】,【我慢だけ強いられ周囲からも支援を受けられない苦しさ】があり,特に学童期から思春期にかけては【世話をされない苦しい生活】があり,青年期以降は【青年期以降に発達への支障を自覚する生きづらさ】が明らかになった.考察:子どもは精神面だけでなく生活面を含む困難を家庭内外にもっていた.支援として子どもの疾患理解を支援,生活支援,子どもとの関係づくりと気持ちの支え,青年期以降も支援,精神疾患に関する啓発活動が必要である.

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『悲しいけど、青空の日(仮)』活動報告内にも掲載しましたが、田野中先生の最新論文が以下から読めます。 精神疾患の親をもつ子どもの具体的な困りごと、効果的な支援につながる気づきなど、ぜひご一読ください。 https://t.co/bmb0lT9h6J https://t.co/SRZMAvWsjw

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