著者
和田 直樹
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.204-208, 2019-03-18 (Released:2019-04-26)
参考文献数
17

パーキンソン病(Parkinson's disease:PD)の非運動症状として,自律神経障害は頻度の高い病態であり,中枢神経のみならず,末梢神経,自律神経にもαシヌクレインが沈着することが原因と考えられている.便秘,循環機能障害,排尿障害,性機能障害,発汗障害,流涎などの症状を認めるが,運動症状の発現以前から出現する症状も多くpremotor symptomとも呼ばれている.自律神経障害は患者のADL,QOLを低下させるため,早期発見・治療を行うことが重要である.

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@klplKIPa49ZdaFy 迷走神経背側核への Lewy 小体の出現が原因だと思います https://t.co/hvzpC1DPJF
パーキンソン病の人は、便秘、立ちくらみ、発汗傷害など自律神経障害が起こりやすいですが、その原因はあまり知られていません。 ➡︎αシヌクレイン凝集体が自律神経に沈着するため https://t.co/J5TnRQwAD9
立位時に失 神を伴うような重症例では下肢の弾性ストッキングも有効。 https://t.co/F5dlRkASNZ
食事性低血圧に対しては,1回の食事量を減らす, 炭水化物摂取を減らす,食事前に水分を摂取する などの方法が有効といわれている。 https://t.co/F5dlRkASNZ
鉱質コルチコイド 作用をもつフルドロコルチゾンは腎尿細管でのナ トリウムと水の再吸収を促進させて循環血液量を 増やすことで起立性低血圧を改善させるが,心不 全を悪化させることがあるため注意が必要。 https://t.co/F5dlRkASNZ
.薬物療法 ノルアドレナリンの前駆物質であるドロキシドパの有効性が報告されている。 交感神経α受容体刺激薬のミドドリ ンは,末梢の血管抵抗を上昇させることにより起立 性低血圧を改善させる。 https://t.co/F5dlRkASNZ
パーキンソン病 自律神経障害 起立性低血圧の治療は,まず急な姿勢変化を避 ける,心不全や高血圧の合併のない症例では塩分 摂取,水分摂取を十分行うといった日常生活の指 導を行う。 多剤併用している患者では降圧薬や利 尿薬の必要性について再検討を行う。 https://t.co/F5dlRkASNZ

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