著者
高梨 宏 岡沢 宏美 相原 史子 古賀 達郎 橋本 啓一 渡辺 朋子
出版者
日本社会薬学会
雑誌
社会薬学 (ISSN:09110585)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.108-116, 2016-12-10 (Released:2017-02-21)
被引用文献数
1

本邦においては、国内未承認薬で代替品がなく、外国で受けた薬物治療を継続する必要がある場合等を想定し、医薬品の個人輸入が認められている。しかし、一般消費者がインターネット上の個人輸入代行サイトを介して、性機能改善薬(ED 治療薬)や抗肥満薬、点眼薬、抗アレルギー薬、 抗精神病薬などを購入している実態が報告されており、本来の枠組みから外れた医薬品の個人輸入が散見される。一般消費者が処方箋なしにネットを介し一般用医薬品以外の承認及び未承認医薬品を入手可能な現状に大きな問題がある。そこで、2017 年7 月31 日に「リスクが潜む医薬品の個人輸入:偽造医薬品だけにとどまらない危険性」をテーマとした社会薬学フォーラムを開催し、下記の演者による講演を行った。現在の医薬品個人輸入に係る制度のネット社会への適合性や、その監視体制のあり方を見直す機会となった。<企画委員会>

言及状況

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あー、やっぱりなんか言われてるのか、そりゃそうだよな https://t.co/7tuOYnz3VI (113ページ)
医薬品個人輸入代行の問題点 行政書士としてかような事業の相談が寄せられたときにどう対処するか? 私が過去担当した書士会の研修では何度かこの問題を取り上げました。 薬機法を扱わない方々にも消費者問題の一つとしてぜひ問題点を知っていただきたく思っています。 https://t.co/HLvMxTjFBE https://t.co/niAJQ62FsW
ネットが日常になり免許も知識も持たない素人が、いきなり結論どころか薬を手にできる恐ろしさ。健康保険の屋台骨さえ折ってしまう…もう数年経って、より深刻になっているのは容易に想像出来る。 リスクが潜む医薬品の個人輸入: 偽造医薬品だけにとどまらない危険性 https://t.co/5DBAExEAmU https://t.co/gPkApmJKVR
@HirotaPp @tKT2T2n81J4uCBJ @Nana8102289957 @ivermectin_sub ベストケンコーの問題は、この文献に書かれてますね。 https://t.co/63T0DDkBeO https://t.co/GACInsVFbJ
@0303yoshiko 普通にこのサイト、論文で名指し批判されてた。 https://t.co/bcdfuxgciq
「日本語の不正医薬品販売組織の中で規模が最も大きい のは「ベストケンコー」です。薬機法 68 条に違反し、多数の広告を行っています」「偽造品を扱っていることが 疑われるインドの Sava という卸業者とのつながりが確認されています」 ダメやん https://t.co/BFWov6lIuC https://t.co/feyf9argNB
医薬品の個人輸入する人なんていないでしょ?って思うかもしれませんが20人に1人くらいと、少なくないんですよ。 J-STAGE Articles - テーマ:リスクが潜む医薬品の個人輸入:偽造医薬品だけにとどまらない危険性 https://t.co/QjN7jNE1Ji https://t.co/hKZ2wqbtI7
(PDF) 平成 28 年度 社会薬学フォーラム報告 テーマ:リスクが潜む医薬品の個人輸入: 偽造医薬品だけにとどまらない危険性 https://t.co/PZJUn2CW5a
> 日本語の不正医薬品販売ウェブサイトの実に66%は、ある日本のレジストラ一社に登録されています。(中略) 過去数年間に渡ってドメイン名の停止の要請をしていますが、現在もドメイン名の停止を拒否しており、不正サイトの増殖を許容しています。 もしかしなくてもonamae... https://t.co/EtZBFa4RId

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