- 著者
-
深柄 和彦
- 出版者
- 日本静脈経腸栄養学会
- 雑誌
- 静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
- 巻号頁・発行日
- vol.22, no.3, pp.277-281, 2007 (Released:2007-10-26)
- 参考文献数
- 5
免疫栄養(immunonutrition)は、新しい患者管理法であり、栄養によって生体反応を調節し合併症発生を抑え予後改善をめざす治療法である。その強化成分である個々のimmunonutrientはそれぞれ生体反応の調節機序が異なっており、その組み合わせ・量によって免疫増強・抗炎症作用など異なる作用の栄養製剤となる。病態に応じた栄養製剤の選択が必要となる。