著者
佐藤 朝美
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.66, no.8, pp.402-405, 2016-08-01 (Released:2016-08-01)

企業にとって,自社の活動の足跡を示す資料は貴重な資産となる。将来,これらの資料に目を通した社員は,これから進む方向を判断する上での指針が得られるであろう。そこで当館では,自社の知的・感性的資産が将来にわたって有効活用されるように収集保存をしている。多岐にわたる収蔵品の中から化粧品と制服の保存について紹介する。化粧品は一社の歴史にとどまらず近代日本の技術開発や産業文化の歴史を伝えることができる。さらに外装デザインは時代の雰囲気や芸術性まで感じさせるものがある。その化粧品の価値と資生堂の美意識をお客さまに伝えるスタッフの制服も合わせて保存し,活用している。

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資生堂の制服資料館行ってみたいな。どうやって保存してあるのか見てみたい。 https://t.co/oVezZIZblr
会誌「情報の科学と技術」2016年8月号 化粧品・制服の保存と活用…佐藤 朝美 https://t.co/9RyvUzq8pD

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