著者
山内 泰樹
出版者
日本眼光学学会
雑誌
視覚の科学 (ISSN:09168273)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.57-64, 2009 (Released:2019-11-08)
参考文献数
13
被引用文献数
1

色覚を司る視覚メカニズムのフロントエンドは異なる感度を有する3種類の錐体である。近年,非侵襲な方法により,これらの錐体の網膜上での存在比率を計測する技術が発達してきた。本稿では,それらの方法のうち,網膜像撮影方法と分光視感効率による推定方法について概説する。前者は,補償光学(adaptive optics)を用いて生体の網膜像を撮影する手法と,錐体の選択的な光反応特性を用いたものであり,後者は網膜電位法(ERG)により分光視感効率を求め,遺伝子解析により求めたL,M錐体のピーク感度を用いてこの分光視感効率を重みづけ,近似することにより推定する方法である。これらの方法により,L/M錐体比は被験者間で大きく異なることが示された。また全く異なる両者の結果が高い相関を有することから,両者とも有効な手法であることを示す。

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「色」に関する絶対的、客観的な基準なんか無い、のだから、逆人間言えば「どうにでもなる」し「どう見えたとしてもそれが正解」って訳だ。 家族や友人が見てる「赤色」や「青色」の感じ方が自分と一緒かどうかなんて一生、分からない。 https://t.co/mocG3boUiW
そして、L錐体とM錐体についても分布は個人によってバラバラです(S錐体はほぼ共通して少ない) 出典: https://t.co/XN2dUNp2DV https://t.co/sznnvJzPoO

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