著者
鈴木 崇士 小山 崇 山守 一雄 植松 裕太 平野 聡伺 石崎 超矢 和田 浩太朗
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.1285-1291, 2021 (Released:2021-11-25)
参考文献数
12

エンジンオイルの基油低粘度化は省燃費に大きく寄与する.一方,軽質な基油が増加するため蒸発起因のオイル消費増加が懸念されるが,蒸発性指標NOACKでは予測が困難な場合がある.本研究では蒸発速度を示す物性値に着目しボア壁温付近における飽和蒸気圧と蒸発起因のオイル消費の相関が高いことを明らかにした。

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内燃機関のオイル消費に及ぼす潤滑油蒸発特性の影響 https://t.co/ChfzRIcmPf 低粘度オイルや現代のエンジンの蒸発量はASTM D5800(250℃@一時間 NOACK)の蒸発性との相関性どうなの?というところからの実証試験からの知見。 150℃ @ 4〜12時間 NOACKの蒸発速度が活用できるかもとか。

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