著者
小野田 慶一 岡本 泰昌 国里 愛彦 岡田 剛 山脇 成人
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
脳と精神の医学 (ISSN:09157328)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.249-254, 2009-09-25 (Released:2010-10-05)
参考文献数
21
被引用文献数
1

近年,抑うつと衝動性の関係性が指摘されている。我々は抑うつ傾向と,遅延報酬選択課題における衝動性の関連を検討した。衝動性の変数として,遅延報酬選択課題における行動データを指数関数及び双曲線モデルにフィットさせて算出した割引率を用いた。抑うつ傾向は,指数関数モデルの割引率と負の相関を示した。この結果は,抑うつが強い個人ほど遅延報酬に対する割引が強く,衝動性が高いことを示唆している。

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[身体][心理][病気][医療]

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この論文では、高い抑うつ傾向にある人ほど遅延報酬の価値を低く見積もり、衝動性が高く、一貫性も低いということが示唆されている。 これは中枢セロトニンの量が関係しているらしい。 「遅延報酬選択における衝動性と抑うつ傾向」 https://t.co/UCMaBJFjAl
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