著者
橋本 謙二
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.188-191, 2016 (Released:2018-07-20)
参考文献数
28

近年,精神疾患の病態に酸化的ストレスや炎症がかかわっていることがわかってきた。例えば,統合失調症患者やうつ病患者の血液中の炎症性サイトカイン濃度が,健常者と比較して有意に高い事が報告されている。以上のことから,抗酸化作用や抗炎症作用を有する化合物は,これらの精神疾患の予防薬・治療薬になりうる可能性がある。本稿では,統合失調症やうつ病の発症予防の可能性としてのブロッコリースプラウト等の野菜に含まれているスルフォラファンについて考察する。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (6 users, 18 posts, 6 favorites)

@SyRZ4tJ83mwKvbl https://t.co/Ku2WsdBpqP この研究結果はASD自閉症の方に役立つと思います。また、オメガ3脂肪酸もお勧めです。
https://t.co/Ku2WsdBpqP これを読んだら誰でもブロッコリースプラウトを毎日食べてしまう。うつ病の炎症仮説の対抗策。しかも、ブロッコリースプラウト安いから! https://t.co/Jd6ipFUdBx
@JasonX_game それは、含み損、ストレスなどが原因で 脳深部の炎症を起こしているのかも ブロッコリースプラウトを食べるべきかと。 神経細胞が破壊されて、うつ秒、麻痺、脳梗塞が心配 https://t.co/FaV78SVPFy
https://t.co/YVsm7hr6dw ブロッコリースプライトが精神病に効果あるという研究

収集済み URL リスト