著者
髙﨑 健二 齋藤 勉 大関 芳沖 稲掛 伝三 久保田 洋 市川 忠史 杉崎 宏哉 清水 収司
出版者
一般社団法人 水産海洋学会
雑誌
水産海洋研究 (ISSN:09161562)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.89-99, 2020-05-25 (Released:2022-03-17)
参考文献数
11

本研究では,灯火を用いない漁業の観測が可能な合成開口レーダを用いて2そうびき漁船の検出を行った.2そうびき漁船の自動検出は,画像からすべての船舶を抽出した後,それぞれの船舶において周辺船舶との距離を調べ,船舶間距離が最小となる組み合わせを漁船ペアとすることで可能となった.漁船ペアが間違っているものについては,組み合わせの修正方法を提示した.また,対象海域における2そうびき漁船の活動を把握するため,2そうびき漁船の密度と船舶間距離を求めた.本研究により,漁期中に十分な画像データが得られれば,漁獲努力量を推定できる可能性が示唆された.

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#水産海洋研究 フリーアクセス論文 「ALOS-2/PALSAR-2データを用いた2そうびき漁船の検出」 髙﨑 健二, 齋藤 勉, 大関 芳沖, 稲掛 伝三, 久保田 洋, 市川 忠史, 杉崎 宏哉, 清水 収司 合成開口レーダを用いた,2そうびき漁船の画像データから,漁獲努力量を推定できる可能性 https://t.co/M1x28V3I4i

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