著者
田村 正紀
出版者
日本商業学会
雑誌
流通研究 (ISSN:13459015)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.1_49-1_56, 2009 (Released:2012-01-27)
参考文献数
8

小売店舗が地理空間的に近接立地して集積するのか、それとも一定距離を置いて分散的に立地するのかは同業種集積論の基本問題である。業種のこの集積パターンの実証的識別にさいしては、無店舗地点を含む共通空間にもとづく絶対的集中指標を使うと、この指標の特性によって集積パターンを誤認する。近接立地か分散立地かの集積パターンの識別にさいしては、その業種の有店地点間での偏りを捉える相対的集中指標を使わねばならない。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (31 users, 31 posts, 52 favorites)

収集済み URL リスト